においこぶしの花





** 平成23年 においこぶし開花状況報告 **


全山を こぶしの花の 彩れば 安寿の化身と 里人はいふ

建部山はロマンと歴史を秘めた山

においこぶしの花満開
安寿姫塚と建部山西麓一面に咲く純白の「においこぶしの花」満開です。 23年4月7日撮影。近年にない沢山花芽を付けた木々は、見事に咲き乱れ感動の日々です。
23・4・7においこぶし1.JPG においこぶし花.JPG 23・4・12においこぶし.JPG
23・4・9においこぶし4.JPG 23・4・9においこぶし3.JPG
なおちゃん ☆NEW☆

安寿姫塚と建部山全貌と、昨年、日本ため池百選に選ばれた、「佐織谷池」です。建部山に咲く、においこぶしの花が、まるで、逆さ富士のように映し出されています。中央の白い建物の祠には、安寿姫の墓とされる「宝篋印塔」が祀られ、「さんせう太夫」伝説ゆかりの唯一の供養塔として舞鶴市指定文化財に指定されております。
23・4・9においこぶし1.JPG




** 平成20年 においこぶし開花状況報告 **


全山を こぶしの花の 彩れば 安寿の化身と 里人はいふ


☆ 平成20年4月12日(土)

建部山に咲く「においこぶしの花」、今年は、沢山の花芽が確認出来ていたのでとても楽しみにしていましたが、一番の見頃のころ、長い雨降りの悪天候がやってきてしまい、純白で清楚な花が黄色く散り始めていました。

安寿姫塚では、第1回キャンドルイルミネーションを記念して植栽した「ソメイヨシノの桜」が大きく成長し満開に咲き祠のあたりを彩っていました。

においこぶしの花満開


祠とソメイヨシノ記念植樹満開


祠とソメイヨシノ記念植樹満開


☆ 平成20年4月9日(水)

においこぶし色に彩られた建部山

「においこぶし」の花は、ソメイヨシノの桜の花のように艶やかではありませんが、「安寿の化身」と、いにしえより伝え語られる 建部山に咲く「においこぶしの花」純白で清楚に建部山の山肌を今、きれいに彩ります。開花した花弁に雨があたったり気温の変化にあったりすると、一瞬に黄色く変色したり散ってしまったりします。
外では、無情な雨の降る音がしています。どうか、春らしい良いお天気になりますように!!

においこぶしの花


☆ 平成20年4月6日(日)
お花見日和!桜の花が、とても美しく咲きあちらこちらでお花見の家族でいっぱいです。
建部山の山肌にもたくさんの「においこぶしの花」が咲き、春の訪れを知らせています。まるで八雲の郷の人々に野を勤しむ季節(種まき・田ごしらえ・畑仕事・・・) 知らせを待っていたように田や畑が急に、にぎやかになってきました。

においこぶしの花20年4月6日


においこぶしの花20年4月6日


☆ 平成20年4月3日(木)(撮影には、行けていません)

まだ、寒さが行ったり来たりですが、においこぶしの花が開花し始めました。山肌にしっかりと開花の様子が確認できるようになりました。

安定した暖かさが続けば週末頃見ごろになるような期待でいっぱいです いい天候が続きますように!!

建部山頂上辺りより太陽が顔を出し(逆光になります)、安寿姫塚辺りからの写真撮影は、午後の方が素敵なアングルに出会えるかも知れません。

においこぶし(タムシバ)の花は、建部山西麓中心に一面に咲き早春を伝えることから、「安寿姫の化身」と言い伝わっています。
においこぶしの花は、コブシの花と少し違って花が終ってから葉が立ち上がってきます。
葉を取り、パンパンとたたくと良い香りがしてきます。
花が終わり秋には握り拳に似た赤い実を結び、自然に実が飛び散り新しい芽が育ち始めます。

年々いろいろな場所に育つにおいこぶしの樹木が確認されています。
長い年月の末、山全体が「においこぶし色」に染まる建部山が見られるといいなぁ~・・!と思っています。

☆ 平成20年3月29日(土)

午前中雨が降ったり止んだりで肌寒いです。ゆっくり見ると山肌にチラチラ白く咲き始めた「においこぶし」の花が確認できます。次の週が楽しみです。
20年3月29日


20年3月29日


20年3月29日


☆ 平成20年3月28日(金)

まだまだ、寒さと温かさが行ったり来たりですが、硬く閉ざしていた「芽鱗」が膨れ一部芽先に白い花芽を覗かしている蕾が目で確認でき、いよいよ開花の時が近くなってきました。
建部山西麓山肌に白い開花の「においこぶしの花」が少し確認出来るようになりました。とても華麗なにおいこぶしの花です。開花中に寒さにあたると、アッと言う間に黄色く変色してしまい散ってしまいます。どうか、良いお天気が、続きますように!!(撮影は出来ていませんが、明日にはと・・?)

☆ 平成20年3月16日(日)

今年もいよいよ「においこぶし」の開花状況をお伝えする頃となりました。
昨年の夏ごろより、たくさんの花芽を付け準備を進めていた、においこぶしの蕾も膨らみ始めています。
寒さに敏感なにおいこぶしの花です。開花の頃、どうか、寒さが戻ってきませんように!

においこぶし






** 平成19年 においこぶし開花状況報告 **>


☆ 平成19年4月14日(土)

今年は、沢山の花芽を付け順調に開花し始めていましたが、一番咲き頃に、黄砂や寒さ戻りのみぞれ雨・・建部山一面真っ白に彩る見事な開花の時を見る事無く終ってしまいました。

においこぶしの花(タムシバ)は、よく言われる「コブシの花」とは、少し違い、花が終ってから葉が立ち上がってきます。この葉を、手に取り「パンパン」と叩くとハーブのような良い香りがしてきます。
今、花の終った樹には、うすきみ色の葉が沢山立ち上がってきました。
今年度の、開花状況報告は、これにて終了します。

☆来年に期待したいと思います☆

因みに・・来年の花芽は、今年の7月頃には、もう~すでに樹に宿り次の年の準備に入るのです・・・・・・・


☆ 平成19年4月7日(土)


沢山の蕾が開花し、さぁ~、これからと楽しみにしていた頃、黄砂や寒さ戻りのみぞれ雨など、においこぶしの花にとって一番の困った条件で、一瞬に黄色く変色し散ってしまう悪天候まわり・・
時間がとれず今日の撮影になりました。 m( _ _ )m 

建部山 山肌に白く咲く花は、目で確認できますが、終わりに近い様子です 

建部山に白く咲くにおいこぶし




☆ 平成19年3月25日(日)


気温の上昇も日に日に、いよいよ開花し始めました。

建部山の山肌を白く色つきはじめました。

沢山の花芽も確認しやすくなってきました。

例年より10日程早い開花になりそうです。

今週末が見ごろでしょうか!

においこぶしの花


平成19年3月17日(土)

暖かさと寒さが、行ったり来たり!

硬く閉ざしていた「芽鱗」が膨れ一部芽先に白い花芽を覗かしている蕾が目で確認できる蕾もチラっと・・ありますが、まだまだ、寒い日が続きそうです。
寒さにあたると一瞬に黄色く変色して散ってしまう「においこぶしの花」 暖かさが安定してから純白の花芽を覗かせて欲しいと思います。

建部山の山肌をにおいこぶしの花でいっぱいにするにおいこぶしの樹は成長し高木(20m~30m~)の樹が多いです。枝先の膨らみが花芽です。今年は、とても沢山付いているのでとても楽しみです。

においこぶし3月17日


においこぶしの花が実り飛び散った種から新しい芽が育ち、地域の人たちで安寿姫塚祠の近く移植した木も育ち、沢山の花芽を付けています。 開花の時期には、是非、見に来てください。例年4月8日頃ですが、今年は、3月末には開花するような・・?!。ひき続き開花情報お知らせします。
** 平成18年 においこぶし開花状況報告 **>


全山を こぶしの花の 彩れば 安寿の化身と 里人はいふ

☆ 平成18年4月14日(金)

あまりにも長く続いた悪天候! (>_<)

「においこぶしの花」は、開花時期に雨や寒さにあたると花弁が黄色く変色して、一瞬に散ってしまう年廻りがあります。開花し始めたころより、ここ一週間毎日降り続いた雨と寒さは、建部山に実生する「においこぶしの花」にも影響し、華麗な純白の花が建部山一面を彩ること無く終ってしまったようです。(>_<)

花が終れば、葉が立ちあがって来て、葉を取りパンパンとたたくとハーブの香りがしてきます。

7月頃には、もう、新しい花芽が付いて来年に咲く準備をしていきます。来年は「においこぶしの花」沢山咲いてくれますように・・!!

自然豊かな「安寿姫塚」辺りでは、心地よい小鳥の囀りを楽しむことも出来ます。

5月頃にもなると、沢山の種類の野鳥も見かけることが出来ます。昨年は、日本野鳥の会京都支部 主催で、「安寿と厨子王の道探鳥会」が行われ、アオゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ウグイス、キビタキ、オオルリ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、イカル、カケス、タニワタリ、ミサゴ、トラツグミ・・・・・沢山の種類の野鳥を確認することも出来ました。

「トラツグミ」の囀り

5月ごろになると、安寿姫塚あたりで、静寂の深夜になると「ピィー、ピョ~」と、

「トラツグミ」(又の名を・・ヌエ・・昔の話に出てきたような・・)が囀りはじめるのです。まるで笛を吹くような・・・・・。
今年も聞こえてくるのでしょうか?!
花鳥茶屋さんのHPお借りし囀りをご紹介します
「トラツグミ」を選択してお聞きください


☆ 平成18年4月11日(火)

また、今日も一日雨・・(>_<)

舞鶴には、むかしから伝わる実感させられる名言があって・・

「・・弁当忘れても、傘忘れるな・・」

本当に、よく雨の降るところです。

においこぶしの花が蕾、開花し始めたと言うのに、ここのところ、毎日雨です。いまも、降り続いています。

純白で華麗な「においこぶしの花」は、悪天候の寒さや雨などが一番影響しやすく、綺麗に開花しないまま黄色く変色して、一瞬に散ってしまう年もあります。

今年は、確認した樹木の様子から、花付きが悪く少ない中、悪天候のまわりに開花期が来てしまいとても心配です。うっすらと白い開花を建部山の山肌に確認した次の日から「雨」の日が続いています。

早く、良いお天気になってほしいなぁ~・・

☆ 平成18年4月9日(日)

昨日は、黄砂で数キロ先が見えなく肌寒い悪天候でしたが、今日は暖かさが戻ってきて、「においこぶしの花」も蕾が膨らみ始めたようで建部山(たてべさん)の西麓の山肌に少しずつ白い花が確認できるようになって来ました。まだ、所々ですが、今週一週間暖かい日が続けば、蕾も開花してくることでしょう!!ただ、今年は、樹木に付く花芽の数がとても少ないようなので、山肌を真っ白に彩るには、少し淋しい状態かも知れません。
安寿姫塚の方向から撮影される場合は、朝、建部山の上から太陽が顔を出すので、午後の方が、良いキャンバスに出会えるかも知れません。

☆ 平成18年4月7日(金)

今日は、とても暖かい春らしいお天気です。まだ、建部山の山肌に咲くまでの「においこぶしの花」の確認には至りません。樹木の近くに行けば、純白の白い「においこぶしの花」が顔を出し、ここ数日で開花の様子が楽しめそうです。
しかし、今年は、花芽の付いた樹木がとても少ないようです。花が終わり実を結ぶと、まるで「にぎりこぶし」に似た形の実をつけますが(においこぶしの「こぶし」は、「にぎりこぶし」に似ているところから付けられたそうです)、いまだに黒く実を付けたままの樹木は、とても沢山ありますが、花芽の樹木が少ないので、とても、淋しいです。

においこぶし4月7日撮影


☆ 平成18年4月2日(日)

まだまだ寒さと暖かさが行ったり来たりの気候、今日は、雷がなったり激しい雨が降ったりやんだり・・雨の中(写真撮影できませんでした)、近くまで見に行ってきました。

芽鱗が少しわれ花芽の先端に白く見え初めている物を見つけましたが、気候の条件にとても敏感な「においこぶしの花」です、寒さにあたると黄色く変色してしまい、純白の華麗な開花をしないまま一瞬に散ってしまうこともあり、影響が心配です。

平成18年3月30日(木)

今日3月も終わりだと言うのに、又、雪交じりの寒さがやって来てしまいました。寒さと暖かさが行ったり来たりの気候の変化の影響を受けやすいたいへんデリケートな「においこぶしの花」影響が心配です。
「芽鱗」は、まだ硬く閉ざされたままですが、花芽の付いた樹木の確認では、たいへん少ない年まわりで、山肌一面の開花の期待は??気がかりです。

歴史とロマンを秘めた建部山には、舞鶴湾に面した喜多地区から登るコ-スや大君地区から登るコ-ス、そして、安寿姫塚辺りから建部山につながるコ-スがあります。遊歩道にも道案内が立ち、自然に親しみながら頂上に向かってお楽しみいただけるコ-スがあります。
早春、建部山西側一面に咲き「安寿の化身」と言われる「においこぶしの花」が咲く今だからこそ安寿姫塚から自然に親しみながら登るのもきっと素敵な自然に出会えることでしょう!安寿姫塚コ-スの中腹には、「虚空蔵さん」がお祀りしてあります。

平成18年3月21日(火)

赤い実が弾き飛ばされ、実生から自然の中で育つ「においこぶし」の樹木は、30mからの高木が多く、久しぶりの休日、山に登ってきました。まだまだ、寒さと暖かさが、行ったり来たり・・、枝先に膨らむ「においこぶしの花芽」は、確認できますが、寒さから守っている「芽鱗」は、まだ硬く閉ざされたままです。

においこぶし3月21日


平成18年3月20日(月)

去年より10日ほど早かったものの、裏山から下りて来た鶯さんの初鳴きの日です。
春の訪れを告げる鶯の鳴き声で 心が ホッと 和みます。・・でも、寒さは、まだまだ、行ったり来たり・・

「においこぶしの花芽」は確認できますが、寒さからしっかり守っている「芽鱗」は、まだ硬く閉ざされたまま、何時になれば・・??

においこぶしの花が咲けば、もう~春なのになぁ~!

においこぶしの花の開花は、八雲の郷の人々に春の訪れを告げ、 野に勤しむ季節を知らせる花として、とても、親しまれています。


全山を こぶしの花の 彩れば 安寿の化身と 里人はいふ

** 平成17年 においこぶし開花状況報告です **

平成17年4月10日(日)撮影
標高316mの建部山には、「安寿の化身」と言われ親しまれている白い「においこぶしの花」が満開です
安寿姫塚と建部山に咲く白いにおいこぶし


安寿姫塚から見た「においこぶしの花」
スライド紹介


平成17年4月7日(木)撮影
建部山一面こぶし色に色ついてきました。明日明後日と、良い天候に恵まれれば見ごろでしょうか!!
華麗な白いにおいこぶしの花が、青空に舞っています!!

においこぶしH17・4・7・2




においこぶし


平成17年4月4日(月)

まだまだ、寒さが行ったり来たりですが、においこぶしの花が開花し始めました。
今週末が見ごろになるような期待でいっぱいです いい天候が続きますように!!

建部山頂上辺りより太陽が顔を出し(逆光になります)、安寿姫塚辺りからの写真撮影は、午後の方が素敵なキャンバスに出会えるかも知れません。

においこぶしH17・4・4


平成17年4月1日(金)
ホ~ホケキョ~♪・・毎年 暖かくなってくると 裏山から 「うぐいす」が下りて来て・・

ホ~ホケキョ~♪・・ホ~ホケキョ~♪・・

と 春を告げてくれます。
今年は、10日ほど遅いような・・今年初お目見えです。とてもきれいな鳴き声で 心が ホッと 和みます。

においこぶしの花も、10日程遅く膨らみ始めたようです。
寒さからしっかり守っていた「芽鱗」を弾き飛ばそうと割れ目が入ってきました
天候に影響されやすいデリケートな花です。 春らしい天候に恵まれますように!!

平成17年3月30日(水)

朝から時々 太陽が顔を出しますが、とても、肌寒いです。
天候の影響をうけやすいデリケ-トな「においこぶしの花」
今年は、いつまでも肌寒い日々が続き、暖かな春らしい天候の訪れが遅いようです。
安寿姫塚あたりに、たくさん密林している「においこぶしの花の木」には、たくさんの花芽が確認されます。春らしい暖かさが続けば、厚く長軟毛が蜜生する芽鱗がはじけとび、華麗で美し花が開花し始めるのですが・・・まだ芽鱗はしつかり花芽を覆って寒さから守っています。
においこぶしの花が咲けば、もう~春なのになぁ~!
山肌に開花の様子が目で確認できるようになれば、お知らせいたします。
建部山頂上辺りより太陽が顔を出し(逆光になります)、安寿姫塚辺りからの写真撮影は、午後の方が素敵なキャンバスに出会えるかも知れません。
また、神崎線府道に沿って立てられている「安寿姫塚入口案内板」より、KTR線をくぐり「安寿姫塚」に向かい50m程先 右側の小高い山辺りにもたくさんのにおいこぶしの花の蕾が確認出来ます。開花がとても楽しみです。
開花すれば、是非見に来てください。

平成17年3月10日
歴史とロマンを秘めた建部山西麓には、「安寿の化身」と言われ春の訪れと共に一面を彩る「においこぶしの花」が咲きます

天候の影響をうけやすいデリケ-トな「においこぶしの花」暖かさと寒さが行ったり来たりの中、蕾はまだ硬いですが、今年もたくさん蕾が確認出来ます。めぐりめぐりて、今年も又開花状況報告いたします。時が来れば、是非見に来てください。(予想は、4月初めの週かなぁ~・・??)


**  平成16年においこぶし開花状況報告  **


においこぶしの花は、花が終わると一斉に葉が出揃います。しばらく観察をしていると、6月・7月になると、もう、来年の花芽が膨らみはじめその横には、まるで握りこぶしのような形をした今年咲いた花が実を結んでいます。その形から「こぶし」の花と言われているようです。 7月夜祭の頃には、はっきりと目で確認できます。安寿姫の墓とされる安寿姫塚の祠の前(池に向かって右少し下った所)にも、村のみんなで植樹した、「においこぶしの花」が植えてあります。お参りいただいた方は、是非、花芽の膨らみをご確認ください。来年の早春、春の訪れをみんなに知らせてくれる準備をもう今からしているようです。素晴らしい自然の流れに感動です。

4月4日(日)天候の影響をうけやすいデリケ-トな「においこぶしの花」
開花期に暖かさと寒さが行ったり来たりの悪天候続き、激しい雨にも当り、華麗な白い花びらが、次々と、あっと言うまに黄色くなって散ってしまいます。無情な雨を見上げながら建部山を見ていますが、・・・去年は、見事だったのに、・・隔年開花の流れでしょうか!
今年は、これで終わったような!?

3月30日(火)暖かさが行ったり来たりの繰り返しの中で・・、 今年も蕾をたくさん付けた、においこぶしの花が開花し始めました。建部山山肌に所々白く開花が目で確認できます。天候に左右されやすいにおいこぶしの花、今日は一日中雨が降り影響が心配です。

3月20日(土)暖かさが行ったり来たりの繰り返しの中で・・、 今年も蕾をたくさん付けた、においこぶしの花が膨らみ始めチラチラと開花が目で 確認でき始めました
3月25日、春らしい天候が続き、建部山(たてべさん)に咲く「においこぶしの花」が確認できるようになってきました。
1週間~10日もすれば満開の頃を迎えるのではないでしょうか!
朝方は、建部山頂上辺りより太陽が顔を出し、安寿姫塚辺りからの写真撮影は、午後の方が素敵なキャンバスに出会えるかも知れません。

においこぶしの花のご紹介


舞鶴市は、水辺の町とも言われ、その漁港舞鶴湾より建部山を見る と、富士山に似ているところから『別名:丹後富士』とも言われています。

この建部山西麓の山峡の池の辺に、素朴で静かにたたずむ 『安寿姫塚』があります。春になると、建部山西側一面に、こぶし の花(においこぶし)が咲き乱れ、6月には祠の周り一面あじさい の花・ヤマボウシ・菖蒲の花が咲きます。
7月14日(前後の土曜日)安寿姫の命日には、夜祭り(慰霊祭)を行い、村中の人々がお参りをしています。
老いも若きも地元の皆んな力を合わせ、先人達に教わった夜祭り(慰霊祭)を子供達へと伝えていくため、頑張っております。
こちらにお越しの節は、是非、一度お立ち寄りください。

全山を こぶしの花の 彩れば 安寿の化身と 里人はいふ

早春、建部山西麓一面咲き乱れるにおいこぶしの花は、近郷には見られず、安寿姫塚辺りだけに一面に咲き乱れることから、安寿姫の化身と言われ、里人に春を告げる花として、親しまれています。

寒い冬を絶え殻に守られていた”こぶしの花”は、早春、春の訪れを里人に告げるように、殻をはじき開花してきます。
葉より先立って付ける花は、純白で清楚な花です。花が終わると共に葉が開き純白でこぶし色に彩っていた辺りは、一面うすきみどりの樹形になり、葉からは、心地よい香りが漂います。
花は実り秋になると握りこぶしに似た形の赤い実をつけます。自然のいたずらでとばされた実が芽吹き新しい樹木となっていくようです。赤く実った種子が握りこぶしに似ているところから「こぶし」と言われているそうです。

においこぶしの花(たむし)


においこぶしの花は、葉より花が先に咲き、花が散ると共に、葉がつきます

H13・3・29こぶし


花が散ると共に、葉がつきます。この葉を手の平に置き、

パ~ンパンと叩くと、ハ-ブの香りがしてきます。

歴史とロマンを秘めた、建部山西麓一面を彩る「においこぶしの花」と美しい声で鳴く「うぐいす」早春安寿姫塚に立つと、春の訪れを感じます。是非一度お越しください


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